2026/06/29 ブログ
防災士ネットワーク宮崎支部の有志8名で、熊本地震から10年目となる被災地を視察してきました。改めて震災への心構えを考える、大切な一日となりました。
特に印象に残ったことが2つあります。

①断層の威力と、耐震化の重み
阿蘇大橋や東海大学の校舎、住宅や田畑が断層のライン上にあり、その威力を目の当たりにし、言葉を失いました。
東海大学では地震直前に耐震化した校舎と、していない校舎が並んでいましたが、その差は歴然。耐震化した校舎は窓も割れていなかった一方、していない校舎は鉄筋まで損傷していました。耐震化の重要性を改めて痛感しました。
震災ミュージアムでは、日奈久断層帯の南側がまだ大きく動いていないことが示されていました。熊本地震ではこの断層帯の北側部分が活動しましたが、南側にはエネルギーが残っているといわれています。震災から10年が経った今も、熊本の皆さんは「次」の危険性と向き合いながら暮らしていることを知り、その重みを感じました。
宮崎県内には、目に見える活断層帯は発見されていません。しかし、地震はいつどこで起きるか分かりません。だからこそ、平時からの備え(耐震化、家具の固定、避難経路の確認など)を大切にしたいと改めて感じました。
②地域のコミュニケーションが命を守る
益城町の復興まちづくりセンターの方の言葉が心に残っています。
「被害の大きさが住民の意識の差につながる。被害が小さい地域ほど防災意識は薄くなりがち。自分のこととして訓練に参加することが大事。災害時は近くの人が1番頼りになる。だから地域の人とのコミュニケーションが必要」
実際に、閉じ込められた方を救い出したのは、地域の方々だったそうです。
「県議として感じたこと」
益城町では、近くの空港やインターが早期に使えたことで、物資支援やボランティアの受け入れがスムーズに進んだといいます。災害対応における「インフラの強さ」を改めて実感しました。
10年経っても色褪せない教訓を、これからの宮崎の防災・減災にしっかり活かしていきます。

















