2023/10/19
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新潟市の農業政策
米どころ新潟県も、コメ需要の減退と価格低迷で非常に厳しい環境に置かれています。
この度、宮﨑再生対策特別委員会で、新潟市の様々な農業振興の取組みを伺ってきました。
私が素晴らしいと思った事業を2つご紹介すると・・
1つ目は、新潟市はほぼ水田なんですが、今後は園芸にも力を入れていきたいと、園芸施設(植物工場など)を建てるときは建築確認を不要としたこと(令和5年6月より)
2つ目は、親元等就農支援として、親元就農者や第三者継承に対して1年間100万円の補助を始められたこと(新潟市の令和5年度単独事業)
まだまだたくさんの事業がありましたが、新潟市の農林水産部長は国から来られた方で、市長の意向に沿った農業政策を事業化されていて、さすがだなぁと思いましたよ。部長曰く「スピード感を持ってやらなければ!」とのこと。
新潟は海抜ゼロメートルという田園地帯なので園芸への転換にも課題があり、さらにコシヒカリのブランドが良い影響ばかりでないらしく・・
コメ生産にかかる将来の展望が大変厳しい中、前向きに次から次へとスピード感を持って進めておられることに感服いたしました。
宮﨑県も良いところは参考にしなければと思いますね。