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2024/02/21 ブログ

宮崎の農業技術開発

宮崎県の農業の技術開発、新品種の育成など、農産物のブランド化に貢献してこられた宮崎県総合農業試験場に伺いました。

私が、宮崎大学のインターンシップ生を今月2人受け入れており、1人が農学部ということもあって、農業試験場がどのような研究をされているか見せてあげたいということもあったからです。

これまでの試験研究の主な成果として、

昭和35年〜「宮崎コシヒカリ」の超早場米の産地確立、

昭和46年〜コンテナ船などの輸送での鮮度保持技術の確立、食用かんしょ「ことぶき1号」の育成

昭和56年〜普通期水稲「ヒノヒカリ」の育成、

平成3年〜完熟マンゴー「太陽のタマゴ」のブランド確立

平成13年〜宮崎オリジナルスイートピーの育成

平成17年〜出荷前に残留農薬分析検査が可能となり安全安心なブランド確立

平成23年〜加工・業務用ほうれん草の品種選定、緑茶をウーロン茶のような香りや味にする技術

そして、現在の技術開発は、

きゅうりの養液栽培や、ニーズに対応した新品種の育成。気候変動に対応した栽培技術や新奇の病害虫に対する防疫体制の確立など。

ウイルスが入らないように0.3mmの生長点を切り取って養液で培養している技術を見て、その細かさに感動しました。

社会や環境に応じて農業も進化していかなければならないのです。

それにしても、近年の温暖化で、農業分野は大変ですね。

農業試験場のおかげで宮崎県の農業が確立して行ったことに感謝し、さらに発展していくことを願っています。

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