社員の話しを聞き、社長自ら意識改革に動いて大幅に一新。

厚労省のグッドキャリア企業アワード大賞を受賞されている「えびの電子工業」の津曲社長のお話しをお聞きして、トップが動けば社員の働き方が変わり、人材確保もしっかりできるのだと確信しました。

会社がブラック、社員はすぐ辞める、企業説明会には1人も来ない、社員からは社長に面と向かって「うちの会社には来ない方が良いと若い人には言ってますよ」と言われ唖然。

そこから変わっていかなくては会社の未来は無いと思ったそう。

残業30時間以下、有休取得10日以上の社員を高く評価する自己採点型の人事評価制度に変え、管理職も部下を頼り積極的に休むようにしたそうです。

育児や介護のために時間が限られている人には、正社員とパートをいつでも何回でも身分変更できる制度を導入。

その結果、女性管理職が増え、勤続年数も伸び生産性も向上。地元で家族と自分らしく暮らせる点では大企業に引けを取らない企業になりました。

やはり、社長の意識改革が1番最初ですね。