2022/06/05 ブログ

木花地域乗合タクシー

公共交通空白地帯の地域住民の足として2009年に始まった木花巡回バス(このはなバス)。 10年後は利用者数が極端に減少し、運行を継続することができなくなりました。

誰も乗らなくても走らなければならないバスの代わりに、door to doorをキーワードに乗合タクシーが検討されたのが２年前。
自宅から病院へと1/3の料金で乗ることができるようになりました。
そのような現状を聞きに、わきたに未来塾のメンバーと、宮崎大学地域創生学部の学生さんとで、木花地域センターに研修に伺いました。

住民のための交通手段として、タクシー会社の貢献もお願いしており、宮崎市からの補助金と乗客の運賃で成り立っているのですが、 利用者は伸び悩んでいます。
一言で言うと、
地域の移動手段として公共交通は絶対必要だ！だが、自分が行きたい場所、乗りたい時間に運行してなければ乗らない！
という事なんですよね。

どの地域もこのような課題がありますが、これからの時代は、公共交通を支える住民意識を醸成する必要があるかなと思っています。