脇谷のりこ宮崎県議会議員

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2021/11/24 ブログ

子どもたちの育ちを支えるために

滋賀県大津市のNPO法人こどもソーシャルワークセンター理事長の幸重忠孝さんの講演会に行って来ました。

児童養護施設職員、大学教員を経て、スクールソーシャルワーカーとして学校現場で対応されたことが、今の活動に繋がっています。

 

 

とても良い取組みとして、子どもたちの夜の居場所「トワイライトステイ」が紹介されました。

 

保護者の夜の就労、病気や障がいなどで夜に寂しさを感じている子どもたちが、夜に2.3人、大人も含めて5.6人が居場所にやってきて、一緒に夕食して、近所の銭湯に行きます。

 

そのお風呂での繋がりがとても良いそう。

身体の傷などもここでわかるそうです。納得!!

 

子どもへの虐待については、親の収入によって虐待の種類が違ってくるとのこと。

 

ネグレクトは年収400万でほぼ消える。

年収700万~は、親のDVによる心理的虐待、年収1000万~になると、子どもへの期待が極端で、子どもが自傷を繰り返してしまう身体的虐待が多くなってくるとのこと。

そのグラフを見て目からウロコでした。

幸重さんが強く言われます。

 

子どもの貧困対策などの協議会が立ち上がって、そこで役所の人たちや社協の会長などが参加されて、通りいっぺんのことを言われるが、「ちゃんと子どもたちの声を聞いてもらいたい」と。

 

本当にそう思います。

 

宮崎市でも、NPOの人たちが直接子どもたちの声を聞いて、課題解決のために活動されています。

 

Swing-By代表の高橋好香さん、みやざき公共・協働研究会理事の濱門康三郎さんの現場のお話しもお聞きして、手を差しのべなければならない子どもたちへ支援が行き届くようになるために頑張っておられることにとても感動しました。

 

子どもたちの育ちを支えるために

 

大変勉強になりました。ありがとうございました。