2022/06/23 ブログ
現代建築の聖地「竹田市」に行きたいと言った友人から聞くまでは、竹田市にそんな有名な建築物があるとは全く知りませんでした。
まずは、竹田市にある市立図書館へ。
大分県を拠点とする建築家の塩塚隆生氏の設計で2017年にオープンしました。
天井や壁をメッシュ状の面で構成。
日本図書館協会建築賞を受賞しています。
子どもも大人もゆったりとした空間の心地良さを感じることができます。
続いて、2020年にオープンした隈研吾氏の作品である「竹田市城下町交流プラザ」と「竹田市歴史文化館・由学館」へ。
【竹田市城下町交流プラザの写真】
【竹田市歴史文化館・由学館の写真】
「竹田市城下町交流プラザ」は、公共駐車場前の屋外ステージになっています。
竹田市は孟宗竹などの竹の産地なので、竹の立体格子が目を引きます。
「竹田市歴史文化館・由学館」は道路側の外壁が一面、竹によって覆われています。
竹田市は瀧廉太郎の生誕の地であり作曲した歌曲「荒城の月」のモチーフとなったことで知られる岡城がありますので、様々な歴史を学ぶことができます。
【滝廉太郎の生家】
そして宿泊は、竹田市から車で30分のところにある長湯温泉へ。
2019年に坂茂氏の設計でオープンした「クアパーク長湯」。
【坂茂氏設計の「クアパーク長湯」】
【クアパーク長湯の宿泊棟】
日本一の重炭酸の温泉の素晴らしさを取り入れた坂氏の木造建築物です。
建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞も受賞されました。
今回の現代建築物の視察旅行は友人と2人ということもあり、とても楽しく、竹田市の魅力発見の旅となりました。
宮崎市もこんなステキな建築物があると良いなぁ。