2020/05/07 ブログ
マンサイシって・・・
漫才師じゃありませんよ。
「檬栽師」って書くんですって。
「マンゴーを栽培している専門の人」
という意味で、当て字だと思うんですけど、
マンゴーを育てている職人!のことです。
その檬栽師(マンサイシ)の集団を作った発起人が、
宮崎市の鬼塚高幸さん。
マンゴーを始めて25年以上。
当時は5,6人ぐらいしか栽培してなかったんですね。
鬼塚さんは、お父さんの代から一緒にミニトマトをやっておられたのですが、
高幸さんがマンゴーをやりたいと始められ、
最初の3年はミニトマトの収入にも迷惑をかけてしまい、
お父様からはもう辞めろと言われていたんだそうです。
それでも諦めず、温度調節から土づくりまでコツコツ頑張っておられたからこそ
今の鬼塚さんがあるのですね。
奥様の理有子(りうこ)さんと、もう一人のパートさん、合わせて3人で
7つのハウスで、マンゴーの収穫時期を変えて栽培されています。
今、最盛期を迎えている宮崎の完熟マンゴー「太陽のタマゴ」
は、育てたマンゴーの約3割くらいしかならないそうです。
それほどの、甘さと大きさと、すべてのバランスの良さ。
そんなマンゴーに出会って良かった!とおっしゃる鬼塚さんは、
マンゴーを育てるのに100%満足ということはない!
死ぬまでチャレンジ! 終わりがない!
とのこと。
さすが、檬栽師(マンサイシ)!
職人はカッコいいですね~(^^)/